止水ボタン付きのシャワーヘッドって便利ですよね。
一度使うと、持ったままの手元でワンタッチで操作できる楽さから、
つい元のレバーで止めたり出したりすることが面倒になりがちです。
が、シャワーヘッドの止水ボタンでシャワーを止めただけで
お風呂を出てはいけない理由があります。
分かりやすく説明していきますね。
シャワーヘッドの止水ボタンを押しっぱなし（止めたまま）にしてはいけない理由
結論からお伝えすると、
シャワーヘッドの止水ボタンを押しっぱなし（水を止めっぱなし）にしてはいけない理由は
水圧がかかりすぎて、最悪「爆発の原因」になってしまうから です。
爆発までいかなくても、本来は元の本体レバーで止めるべき水圧を
細いシャワーヘッドの小さなボタンだけで止めているわけなので負担がかかってしまいます。
じゃあどうすればいい？対策は・・
それを防ぐためにどうすれば良いか、正解をお伝えします。
それは、
止水ボタンを使うのは入浴時のみにして、お風呂を出るときには
- 止水ボタン→ ロックを解除（水が出る状態）にする＝押しっぱなし（止めっぱなし）にしない
- シャワーの本体レバー→ 止水する
という状態にする
これが、シャワーヘッドなどに負担をかけない正しい使い方といえます。
シャワーの止水ボタンを押して止めた状態とは、その止水ボタン手前に水圧がかかった状態ということです。
本体レバーを止めて、水圧は本体レバー手前でしっかり止めた上で、
シャワーヘッドの方はボタンを開放して圧力がかからない状態でお風呂を出ると
シャワーヘッドへの水圧の負担がなくなります。
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シャワーヘッドの止水ボタンを押しっぱなしにするって、こんな状態です
もう少しだけ詳しく解説すると、
本来、お風呂のシャワー（蛇口）装置は、本体レバーで水の出し入れをするものとして造られていますよね。
そもそも家の蛇口って、水道管から強めの水圧が押し寄せていて
レバーをひねることで、その水圧が解放されて水が流れ出てくる仕組みです。
（↑キッチンにしても、洗面所にしても、このお風呂シャワーにしても）
お風呂に元々ついているこの本体レバーなら、
水圧に十分耐えられる造りに当然なっていますが
止水ボタンのついたシャワーヘッドは、あくまで後付け。
シャワーヘッドの止水ボタン周りの細さや、ワンタッチで止められる仕組みからも想像できる通り
本体レバーよりは止める力は心細いです。
入浴時にこまめにシャワーを止めたり出したりするための、一時的に使うべき道具と言えます。
絶対ダメではないけれど・・・プロも「元から止める」を推奨している
もちろんシャワーヘッドの耐久性としても
ちょっと止水ボタンを押しっぱなしにしたからといって
即爆発するような弱すぎる造りではありません。
止水ボタンを押しっぱなしにしたことによる爆発事故が頻繁に起こっているわけではありませんので
警告レベルの注意点かというとそうではないかもしれません。
ただ、水道屋さんのホームページにも同様のことが記載されていました。
【ご参考】水道屋さんのこぼれ話 | 管興商会 (kankoushoukai.com)
特に、後付けのシャワーヘッド（正規のものから自分で交換したシャワーヘッド）の場合は気をつけた方が良いかもしれません。
絶対に守らないといけない！とストレスになりすぎるのも良くないですが、
もし水道管、シャワー本体、水圧、シャワーヘッドへの負担などを気にするのであれば
上記の通り、お風呂を出るときだけ一手間気をつけるのが良いですね。
特に、この記事を読まれているあなたは、
負担のないケアを考えて正しい方法を調べていらっしゃる方だと思いますので
正解が分かったところで、今後実践されれば
事故や修理の防止、シャワーヘッドを長く使えることに繋がります。
まとめ シャワーヘッドの止水ボタンの押しっぱなしについて
結論は、
シャワーヘッドの止水ボタンは入浴時だけ使って
お風呂を出るときは押しっぱなしにしないようにしましょう
ということですね。
この記事がご参考になれば幸いです。
読んでいただきありがとうございました！
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